2025年11月22日(土)〜23日(日)に開催される日本環境変異原ゲノム学会(JEMS)第54回大会にて、当社研究員・岡田がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。
【学会概要】
日本環境変異原ゲノム学会(JEMS)第54回大会
【ポスター発表】
日時:2025年11月23日(日) 13:35~14:35
場所:静岡県立大学 草薙キャンパス(〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1)
タイトル:「小型化Ames試験のプレインキュベーション法における弱変異原性物質の検出感度に関する検討」
演者:岡田 久美子 Axcelead Tokyo West Partners株式会社 Toxicology&Pathology
ポスター番号:P-46
【発表概要】
Ames試験は化学物質の変異原性を評価する試験法で、医薬品や化学品の安全性評価に広く用いられています。Axceleadではこれまで、スクリーニング用途に適したTA98及びTA100の小型化Ames試験を提供してきました。本研究では小型化Amesの利用拡大を見据え、TA1537に代わる菌株であるTA97及びTA97aを用いた弱変異原性物質の小型化Ames試験(プレインキュベーション法)を実施しました。その結果、標準法と比較して検出感度と用量反応性において同様の傾向が確認されました。さらに、本発表ではWP2uvrAを用いた小型化Amesの利用や試験の有用性と課題についても合わせて紹介します。
【Axceleadのソリューション】
医薬品や化粧品材料・機能性食品の開発において、遺伝毒性は開発中止につながるクリティカルな評価項目です。遺伝毒性のスクリーニング評価では、正確さを高く維持しつつ、必要化合物量の少量化やタイムリーな評価が期待されます。遺伝毒性のスクリーニング適用に興味がある方、評価エンドポイントの違いにお悩みの方とお話しできればと思います。ぜひこの機会に、遺伝毒性に関するご相談にお越しください! in silico評価からフォローアップのためのvivo遺伝毒性まで、遺伝毒性に関する幅広いソリューションをご提案いたします。

岡田 久美子(おかだ くみこ)Toxicology & Pathology
帝人ファーマ株式会社に入社し、2024年4月よりAxcelead Tokyo West Partners株式会社に所属。創薬初期のvitro評価からvivo評価まで遺伝毒性評価業務を中心に、毒性試験、 in vitro皮膚感作性・刺激性試験に従事している。
